自分の覚え書きとして顛末を書いておこうと思います。

サーバとしては生きていたが、Webを提供しているapacheが立ち上がらなくなってしまったのだった。
大本はDebianのstableがsargeからetchになった事による影響であった。
最初はsargeのUpdateをしたところでGUIが使えなくなった。
apacheは動いていたのでしばらくそのままにしておいたが、WindowsからのXサーバでの接続もだめなため、GUIに慣れている人間にはちょっと何とかしたいところだった。
エラーの内容はGnome関連のところからPANGO関連のエラーが出ていた。
ググって見たが、1件ぐらいしかヒットせず、対策としては少々弱いように感じた。
そこでこの際etchに移行しようと言うことでapt-get dist-upgradeを行ったところカーネルなどほとんどは移行できたが、肝心のapache2とX-windowがだめだった。(ここでWebサイトとしてはダウン状態)
apacheだけでもと思い削除して再インストールと思ったが、それもできない状態であった。
ならばetchをクリーンインストールしようと言うことで先週の土日作業したが、なぜかGateway2000のGP6-333ではインストーラの中のCD-ROM検出でハングアップしてしまった。(CD-ROMからブートアップできているのに)
installgui、expert,expertguiも試したが結局だめ。
もうサーバマシンを変更するしかないと思って友人から一台譲ってもらった。(これがまた大変なマシンであったことは後日)
これでetchをインストールしたらすんなりできた。
スペックも前のマシンより数倍よい(メモリ容量は半分になったが)
あとは必要なパッケージを組み込んで不要なものを削除してapche2の設定を直してこのままこのマシンで運用を開始しようと思っていたら、操作中にハングアップする。
ログインしないでおけば動作し続けてくれるかと思ったがやっぱりしばらくすると動かなくなっている。
何度リブートしても(shutdownコマンドも入れられないのでリセットボタン)しばらくするとハングる。
もしかして、このマシンって元々ハングるやつ?

もう途方に暮れていたところに天の啓示が....
今使っているHDDにはetchがインストールされていて設定もapache以外はほぼ終わっているんだからこのHDDをGP6-333に戻したら?

不安要素としてはハングアップの原因が僕がLinuxを正しくインストールしていない可能性があることだった。

でも、ものは試しと移してみた。
OSは....問題なく立ち上がる。
連続動作は....少なくともここ数日に限ってはまだハングアップしていない(こんなに長期間このOSが動き続けているのは初めて)

ということでこの構成で行くことにした。


で、Webアクセスの確認でWindowsクライアントからFirefoxで接続してみたら....
あれ?403が返ってくる。
なぜ?
設定ファイルも以前の情報を追加したはず。
わけわかんねー!

設定ファイルもよく見たら、あれ?この設定ファイルにあるたくさんの空白行は何だっけ?
あ!設定情報と手順をEXCELにまとめていてそこから設定情報をコピペしたんだけどコピーしたカラムが1欄足りなかったんだ!
ということで全情報を入れたら表示はされた。
でも文字化け。
WebのソースではCharset="SHIFT-JIS"になっているのにブラウザのエンコードを見るとUTF-8。

これはよくある「AddDefaulrCharset=ISO-8859-1」であろうと設定ファイルの中を探したがこの指定はコメントアウトされていた。

grepしてもコメントになったやつしか出てこない。
本当、訳わかんない。

あー、詳しい人がそばにいてくれたら相談できるのにと思いながらダメ元でデフォルト値である
AddDefaulrCharset offを追加してみた。

もう一回firefixで見てみたらやっぱり文字化け。
ハーッ、もうやだ〜(悲しい顔)もうあきらめよう。でも試しにIEでも見てみよう。
アレーッ!文字化けしない!何で?
もしかしてfirefoxのキャッシュが残ってて文字化けする情報をもう一度表示している??
firefoxのキャッシュってどうやってクリアするんだっけ?
よし、キャッシュクリア
やったー!OK!
これで復活完了。
というわけでWebサーバが復活しましたとさ。

でもまだ問題が....

このGP6-333はでかくてラックに入れるのが一苦労なんだよな。
他の段を一度持ち上げて入れないとけないんだ。
ラックの上の棚にもHUBだとかルータだとかが載っていておろすわけにも行かないし弱ったな。でもとりあえずサーバは復活。めでたしめでたし。

(本来であればsargeのPANGOエラーやGP6-333でetchがインストールできなかったことはDebianのMLに報告してあげるべきなんだろうがいろいろ聞かれたときにDebianに詳しくない僕が答えられないかも知れないのでちょっとやめておく。でもGP6-333てChipset は440LXでCPUもPen2だしCD-ROMも標準のIDEのものだしCD-ROMの検出でハングアップする要素が見あたらないのだが。
GP6-333って今回友人からもらったマシンに比べてなんてできの良いマシンなんだろうと感心している)
Webサーバダウンから復活の顛末